かねてより計画を進めていた調理実習が、いよいよ行われた。メニューは「簡単ポテトグラタン」「ポテトサラダ」、スープとご飯もセットのいもづくしメニューである。
不安要素はいっぱいあった。
まず、ごはん。給食を止めたのでごはんも炊かねばばならず、一人一合の米を持ってきてもらう。全員がちゃんと持ってきたのはすばらしい! A君はたくさん食べると言って2合も持ってきた。ちょっと、一人一合でも充分多すぎるのに(^^;
そして、考案したポテトグラタンもどきが美味しくできるかどうか。じゃがいもだけでは寂しいので、子どもたちには玉ねぎとハムも使用すると伝えておいた。
念のため、前の晩家で作ってみる。・・・玉ねぎ、生焼けやん(-_-) オーブンの火力だけでは無理なようで、玉ねぎは炒めておく事を追加指示することにした。
男子は「
じゃがいものたらこあえ」を作りたいと熱望していた。女子とけんかにならず、おだやかに作ってくれるだろうか。前の晩、悩みながらも、たらこ3Pをスーパーのカゴに放り込む。298円もした。
子どもたちは、要領を得ない作り方をしていたがよく頑張っていた。じゃがいもをゆでてしまえば簡単やんとタカをくくっていたが、子どもにとっては未知の経験ゆえ、どうやって作るのかが想定できなかったようである。
「じゃがいも切ったでー、そんで潰すんでしょ」いやいや、まずゆでないと(^^;
「ハムはグラタンにもサラダにもスープにも使うから、1/3ずつやで」「えっ、ハム4枚あるけどどないしたらええの??」適当でいいよ(^^;
そんな調子で「これでいい?」「そんで次どうするの??」を連発しながら懸命に作っていた。
ごはんも無事炊き上がって、試食。

なんとかポテトサラダとグラタンらしく出来上がった。
じゃがいものたらこあえは、私がバタバタしているうちに男子がいつの間にか作ってしまっていた。

あまり感激の声は聞かれなかった。想像していた味と違っていたのか?
班によっては、苦悶の表情を浮かべる子も。どうやら味付けがイマイチだったようである。「サラダ、水臭い・・・」マヨネーズの加減は難しい。「辛い〜!!」なんと、サラダに生の玉ねぎを入れてしまっていた。私はそんなこと指示してないぞ(-_-; 「スープしょっぱい・・・」コショウいれすぎやねん(-_-;;
Mちゃん曰く、「先生、サラダ無理、食べられへん・・・」。「なんでや??」「ハムと人参がキライ(^^; でもグラタンは美味しかったヨ」。
なにはともあれ、美味しかったという声が一言でも聞かれてよかったとしておこう。